RICHO RIKENON P 50mm F2を分解して清掃してみた [カメラ修理・改造・調整]
リコーRIKENON50mmを手に入れた。Pタイプ。
レンズを拭いてみたが後玉の内側(拭けない中の方)がうっすら白く曇っていた。
どうしても拭いてみたくなる衝動にかられ分解してみることにした。
※通常のリケノンP 50mmはデジタルのペンタックス一眼デジカメには取り付きません。
記事内のレンズは↓こちらの電子接点の改造を事前に行っています。
RICHO RIKENON P 50mm F2の電気接点を外してみた
こちらがRICHO リケノン P 50mm F2です。
前側の刻印部を外します。プラスチックプレートです。
円周部に1ヶ所くぼみがあります。
ここを精密マイナスドライバーでこじると簡単に外れます。
3箇所コニシボンドG17(黄色いボンド)風のもので付いているだけでした。
ネジが6本見えます。すべて外します。
これで固定の黒いリングは外れるので前玉が取れる状態です。
写真の3ヶ所を持ち上げると簡単に外れます。
無事に外れました。
カメラに取り付けると絞りが全開になります。
これでレンズ内を拭けます。
前後拭けます。
レンズ清掃キットはこちらで揃います。
ニコンクリーニングキットプロ
一通り清掃しました。
目的の後玉の内側は元々白っぽかったのですが、清掃後細かな傷がついてしまいました。
拭き方が悪かったのか、ガラス面が弱いのか原因は不明です。
どうしても後玉内側が拭きたい場合は傷がついてもよいと覚悟で行ってください。
それ以外のガラス面は清掃しても傷はつきませんでした。
・・・・・・・
ここまで分解したのでさらにバラしてみます。
今後の作業は手にグリスがつくので手術でするようなゴム手袋をして作業をおすすめします。
3ヶ所のネジを外します。
固定金具が外れました。
ピントリングが外れ銀色の部品を時計回りに回します。
通常のネジとは逆に切っていますので、外すのは逆回転です。
部品が外れました。
さらに外します。簡単にここまでばらせます。
この部をまわすとさらにレンズが外れるようです。
強く回しても動かなかったのでこのままにしておきます。
次に組み立てます。
部品をそろえます。
この部品を用意します。
黒と銀色部の隙間を1.5mmほどにします。
この部品を用意します。左の部品の金色の金具2つと、右の部品の溝がはまります。
このように組み込みます。
この状態にするには、右側の黒い部と、中央のシルバー部を同時にねじ込む必要があります。
何度か組むうちにわかってきますのでチャレンジしてください。
閉めこむと銀色部品からaの黒部が飛び出します。
bの銀と黒の隙間が少し空いていて正解です。
この写真ではaの出っ張り量が大きく、bの隙間が少ないですが、
同じぐらいの間隔がベストのようです。
bの隙間が少ないとピントリングの∞位置付近が少々シブくなるようです。
この部品を用意します。
このように組み込みます。
マウント面を組み込みます。とても簡単です。
ピントリングを取り付けます。
取り付け前に、銀色部品を反時計回りいっぱいに回しておきます。
ピントリングを∞マークに合わせます。
うまく取り付け出来ます。
円弧の金具を取り付けます。
この部品を。
取り付けます。
6本のネジで止めます。
最後に刻印プレートですが。
裏面の3ヶ所にコニシボンドG17風なものをほんの少量付けて固定します。
これで無事にも度に戻りました。
後玉内の傷は気になりますが、同じレンズがまた手に入ったら後玉だけ交換とか楽しそうです。
レンズを拭いてみたが後玉の内側(拭けない中の方)がうっすら白く曇っていた。
どうしても拭いてみたくなる衝動にかられ分解してみることにした。
※通常のリケノンP 50mmはデジタルのペンタックス一眼デジカメには取り付きません。
記事内のレンズは↓こちらの電子接点の改造を事前に行っています。
RICHO RIKENON P 50mm F2の電気接点を外してみた
こちらがRICHO リケノン P 50mm F2です。
前側の刻印部を外します。プラスチックプレートです。
円周部に1ヶ所くぼみがあります。
ここを精密マイナスドライバーでこじると簡単に外れます。
3箇所コニシボンドG17(黄色いボンド)風のもので付いているだけでした。
ネジが6本見えます。すべて外します。
これで固定の黒いリングは外れるので前玉が取れる状態です。
写真の3ヶ所を持ち上げると簡単に外れます。
無事に外れました。
カメラに取り付けると絞りが全開になります。
これでレンズ内を拭けます。
前後拭けます。
レンズ清掃キットはこちらで揃います。
ニコンクリーニングキットプロ
一通り清掃しました。
目的の後玉の内側は元々白っぽかったのですが、清掃後細かな傷がついてしまいました。
拭き方が悪かったのか、ガラス面が弱いのか原因は不明です。
どうしても後玉内側が拭きたい場合は傷がついてもよいと覚悟で行ってください。
それ以外のガラス面は清掃しても傷はつきませんでした。
・・・・・・・
ここまで分解したのでさらにバラしてみます。
今後の作業は手にグリスがつくので手術でするようなゴム手袋をして作業をおすすめします。
3ヶ所のネジを外します。
固定金具が外れました。
ピントリングが外れ銀色の部品を時計回りに回します。
通常のネジとは逆に切っていますので、外すのは逆回転です。
部品が外れました。
さらに外します。簡単にここまでばらせます。
この部をまわすとさらにレンズが外れるようです。
強く回しても動かなかったのでこのままにしておきます。
次に組み立てます。
部品をそろえます。
この部品を用意します。
黒と銀色部の隙間を1.5mmほどにします。
この部品を用意します。左の部品の金色の金具2つと、右の部品の溝がはまります。
このように組み込みます。
この状態にするには、右側の黒い部と、中央のシルバー部を同時にねじ込む必要があります。
何度か組むうちにわかってきますのでチャレンジしてください。
閉めこむと銀色部品からaの黒部が飛び出します。
bの銀と黒の隙間が少し空いていて正解です。
この写真ではaの出っ張り量が大きく、bの隙間が少ないですが、
同じぐらいの間隔がベストのようです。
bの隙間が少ないとピントリングの∞位置付近が少々シブくなるようです。
この部品を用意します。
このように組み込みます。
マウント面を組み込みます。とても簡単です。
ピントリングを取り付けます。
取り付け前に、銀色部品を反時計回りいっぱいに回しておきます。
ピントリングを∞マークに合わせます。
うまく取り付け出来ます。
円弧の金具を取り付けます。
この部品を。
取り付けます。
6本のネジで止めます。
最後に刻印プレートですが。
裏面の3ヶ所にコニシボンドG17風なものをほんの少量付けて固定します。
これで無事にも度に戻りました。
後玉内の傷は気になりますが、同じレンズがまた手に入ったら後玉だけ交換とか楽しそうです。
凄い!!
流石に手出しが恐い部分です。。。
自分のメインで使用しているズームレンズが内部にホコリがだいぶ入ってしまったので清掃しようかと悩みましたがCanonさんにお願いしようと思っています。
しかしながら基本料金も結構値が張るので躊躇しちゃってます (^^;
by レイリー (2012-02-22 08:44)
レイリーさん
清掃代とレンズの価値とで自分ばらしに踏み切るか悩む所です。
さすがに高価なレンズですとこのような分解はやっぱり躊躇しますね^^
by mamo (2012-02-22 13:49)