K100DのAFピント調整を自力でチャレンジしてみる [カメラ修理・改造・調整]
ペンタックスのレンズsmc PENTAX-FA☆80-200mm F2.8 ED IF。
撮影する前にピント確認をしてみた。
そうすると大きな後ピン(被写体の奥のほうにピントが合う)であった。
200mmのF2.8なんていうレンズはこれまで使ったことがない。
ピントがシビアになるというのをはじめて実感。
幸いなことにK100Dはエントリーモデルなのに裏メニュー(デバッグモード)でAFマイクロアジャストメント機能を搭載している。
つまりピントの前後を調整できる。
カメラ本体のAFを調整するから他のレンズにも同じ値が反映する。
今回の80-200mmで調整すると、他のレンズではピントがずれる可能性あり。
なんとしてもこの80-200mmをジャスピンにしたいのでAF調整スタート。
■K100Dのファームウェアの確認方法と、ファームウェアの置き場所
こちらのペンタックスのサイトに、バージョン確認方法とファームウェアが置いてあります。
バージョン1.02にすると裏メニューに行けます。
■ファームウェアのアップデートの方法
上記ファームウェアをダウンロードした中のREADME.TXTに記載しています。
■デバッグモードの開き方
こちらのサイトの設定方法を参考にしました。
ピント調整はデバッグモードで。撮影時はデバッグモードを解除します。
■フォーカステストチャートのダウンロード
ピント合わせを確認するピントチャートはこちらのPDFをダウンロードし18ページ目を使います。
今回は200mmでそれぞれの絞りでピント確認をしました。
■調整前のピント確認
↓F9.5 調整前
↓F2.8 調整前
豪快にボケています。後ピンです。
せっかくのニッパチレンズが生かしきれていません。
では調整開始です。
■ピント調整開始
AF調整メニューを開きます。
表示方法は上記サイトを参考に。
↓キーで選択を Focus Corr.にします(AF Area Testの値は変更しません)。
中央の0[um]が現在の値です。
後ピンは値を大きくしますので→キーで値を最大の+120にします。
一度に増やせるのは120までなので、何度かOKで決定し今回は+220まで上げました。
調整後の画面はこちらです。中央の値が220になっていることを確認します。
これでデバッグモードを終了し、通常モードに変更します。
(デバッグモードで変更したDIS→ENを、EN→DISにして通常モードにする)
■AF調整後ピント確認。
早速ピントを確認してみましょう。
↓F9.5 調整後
↓F2.8 調整後
■調整を終えて
意外と簡単に調整が完了できました。
ジャスピンになったズームニッパチレンズの世界を楽しんでみます。
K100Dでは簡単にできましたが、K100D Superでは同じ操作ではデバッグモードには出来ないようです。
ですがパソコンを使うと出来るという記事を発見。
ペンタックスの自由度の高さに感謝。
撮影する前にピント確認をしてみた。
そうすると大きな後ピン(被写体の奥のほうにピントが合う)であった。
200mmのF2.8なんていうレンズはこれまで使ったことがない。
ピントがシビアになるというのをはじめて実感。
幸いなことにK100Dはエントリーモデルなのに裏メニュー(デバッグモード)でAFマイクロアジャストメント機能を搭載している。
つまりピントの前後を調整できる。
カメラ本体のAFを調整するから他のレンズにも同じ値が反映する。
今回の80-200mmで調整すると、他のレンズではピントがずれる可能性あり。
なんとしてもこの80-200mmをジャスピンにしたいのでAF調整スタート。
■K100Dのファームウェアの確認方法と、ファームウェアの置き場所
こちらのペンタックスのサイトに、バージョン確認方法とファームウェアが置いてあります。
バージョン1.02にすると裏メニューに行けます。
■ファームウェアのアップデートの方法
上記ファームウェアをダウンロードした中のREADME.TXTに記載しています。
■デバッグモードの開き方
こちらのサイトの設定方法を参考にしました。
ピント調整はデバッグモードで。撮影時はデバッグモードを解除します。
■フォーカステストチャートのダウンロード
ピント合わせを確認するピントチャートはこちらのPDFをダウンロードし18ページ目を使います。
今回は200mmでそれぞれの絞りでピント確認をしました。
■調整前のピント確認
↓F9.5 調整前
↓F2.8 調整前
豪快にボケています。後ピンです。
せっかくのニッパチレンズが生かしきれていません。
では調整開始です。
■ピント調整開始
AF調整メニューを開きます。
表示方法は上記サイトを参考に。
↓キーで選択を Focus Corr.にします(AF Area Testの値は変更しません)。
中央の0[um]が現在の値です。
後ピンは値を大きくしますので→キーで値を最大の+120にします。
一度に増やせるのは120までなので、何度かOKで決定し今回は+220まで上げました。
調整後の画面はこちらです。中央の値が220になっていることを確認します。
これでデバッグモードを終了し、通常モードに変更します。
(デバッグモードで変更したDIS→ENを、EN→DISにして通常モードにする)
■AF調整後ピント確認。
早速ピントを確認してみましょう。
↓F9.5 調整後
↓F2.8 調整後
■調整を終えて
意外と簡単に調整が完了できました。
ジャスピンになったズームニッパチレンズの世界を楽しんでみます。
K100Dでは簡単にできましたが、K100D Superでは同じ操作ではデバッグモードには出来ないようです。
ですがパソコンを使うと出来るという記事を発見。
ペンタックスの自由度の高さに感謝。
コメント 0